クリちゃんマークは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県の一都四県クリーニング組合加盟店で使用されているシンボルマークです。
このページではクリちゃんマークについて紹介しています。
クリちゃんマークって?
クリちゃんマークには大きく2つの意味が込められています。
デザインは、品川区のクリーニング組合員がデザインしたもの。
クリちゃんマークの誕生秘話
クリちゃんマークの誕生は、昭和50年前後までさかのぼります。
昭和48年のオイルショックを境に低成長時代に入り、クリーニング業界も昭和49年の後半から需要が低減し始めました。そして同時に、大手チェーン店や低価格を売りにしたクリーニング店が増加するなど競争が激化してきた時代でした。
そのような中、小規模事業者の多い組合店では価格訴求ではなく「安心と信頼」をポリシーにした組合加盟店として、テレビ・ラジオ宣伝を行えたらと願うも、いずれも莫大な費用を要するだけに小規模事業者が単独で実施することは困難なことでした。また東京組合全体で実施するにも、それでも経費面から負担しきれないことが判ってきました。
東京組合の単独実施が困難ならどうするか。そこで、神奈川県・埼玉県・千葉県に声を掛け合同でPR事業を実施することになりました。これが一都三県共同PR事業(後に群馬県も参加し四県へ)の誕生です。
そしてこの事業により生まれたのがクリちゃんマークです。
一都四県クリーニング組合のシンボルと広告宣伝
共同PR事業では以下のことが決められました。
クリちゃんマークの選定については、昭和50年初旬、三種類のデザイン案が支部長会で提示され当時の支部長の多くの意見でクリちゃんマークに決定しました。
これが、信頼されるクリーニング店の象徴として生まれた「クリちゃんマーク」の誕生秘話です。