令和元年6月30日(日)船橋中央公民館に於いて、令和元年度第1回経営技術部会講習会 -生衛業収益力向上セミナー- が開催されました。午前9時受付、午前9時30分~午後5時開催の長時間の講習会でありましたが、30名が参加しました。
第1部 「最低賃金制度及び各種助成金の活用について」
講 師:千葉働き方改革推進支援センター アドバイザー 青木 基和氏
(特定社会保険労務士)
サポート:千葉働き方改革推進支援センター センター長 坪川 貞幸氏
『働き方改革』については今日で3回目の講習となり、今回は前回までのおさらいとして、最低賃金制度と千葉県の最低賃金の説明、最低賃金引き上げに向けた生産性向上支援策と業務改善助成金についての説明やクリーニング業での具体的事例の紹介がありました。
そして、新たに「有給休暇の5日取得義務について」や「時間外労働等改善助成金」等の解説がありました。時間の関係で大まかな概要のお話でしたが、難しい箇所もあったので、千葉働き方改革推進支援センターに相談することも必要であると感じました。
第2部 「収益力向上のためのクリーニング技術習得」
講 師:㈱レッツリフォーム代表取締役 高柳 光生氏
今回も午前中の講習、午後からの高柳氏の実演と受講者による実習となる内容でした。
前回まで行ったPARTゼロ(基礎編)、PART1(メンテナンス・丸洗い)に続く、今回の「スニーカークリーニングの技術習得」は、低料金かつハイクオリティー・分かりやすいメニュー化で新しい需要を掘り起こすことを目的とした「靴・鞄クリーニング講習会」の集大成の内容となる講習でした。残念ながら守秘義務厳守のため、詳しい洗剤の種類や作業工程・内容を掲載することは叶いませんが、3回の講習会を通し感じたことは、得た知識と技術を実際に生かすこと、積極的な営業の大切さを学びました。